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腐敗したEM生ごみ堆肥の処理方法 微生物の素晴らしさを再確認

腐らせてしまったEM生ごみ堆肥の処理方法をお伝えします。

目次

腐った生ごみ堆肥の処理方法

色々調べたり聞いたりしたところ、腐敗した生ごみ堆肥を畑に埋めても大丈夫、ただ通常以上に分解に時間がかかるということでした。

菌ちゃん(微生物)が腐敗した生ごみ堆肥をも分解してくれます。微生物パワーは本当にすごいですね。分解に時間がかかるため、埋めた場所はその間使えません。その場合は、捨てるのも選択のうちです。

うちは、土に埋めてみました。

土に埋めるときの注意点

臭いや虫の発生の防止のため、深めに土の中に埋める

通常より分解に時間がかかるため、すぐに野菜を植える予定がない箇所に埋める

発酵を促進させるために、畑に埋める時にEMぼかしなどの発酵促進剤を多めに振りかける

土の中に埋めた 腐った生ごみ堆肥の経過

1か月後の土の状態

1か月後、土を掘り起こしてみると、多数のミミズとウジ虫みたいな虫が発生していました

これは虫が発生して、分解・浄化のために働いてくれている状態です。

ちなみに腐った生ごみ肥料を入れた箇所のみ、ミミズやウジ虫たちがいました。本当に不思議な現象です。

気持ち悪いと思われる方もいると思いますが、虫さんたちが一生懸命分解をお手伝いしてくれていると思うと喜ばしい状態です。このころには臭いもだいぶなくなっていました。

4か月後の土の状態

土にいた虫たちはすっかりいなくなり、土をさわってみるとフカフカの状態です。虫たちは分解・浄化が終わると、自然とどこかに行ってしまうのでしょうか。その後、野菜も植えることができました。気温や状況に生ごみ堆肥の分解状況は異なると予想されます。

腐敗した生ごみ堆肥も分解 微生物の素晴らしさ

また泣く泣く腐った生ごみ堆肥をして、改めて微生物の素晴らしさを知ることができました。

腐敗したものは、菌ちゃんや自然界(虫の力)が浄化をしに来てくれる。わざわざ腐ったものを食べるウジ虫のような生き物が存在する。腐った生ごみ肥料をパクパク食べてくれて、命をよみがえらせてくれる。その後、浄化が完了すると、いなくなる。

吉田俊道先生は、映画『もののけ姫』にて菌ちゃん(微生物)をシシ神様に例え、微生物や虫は死から生を生み出す素晴らしい存在であると語ってみえます。

魔法のような自然界の仕組みを身をもって体験させていただきました。

吉田俊道先生の記事(2018年10月)☟

まとめ

何度も生ごみ堆肥を腐らせ、その匂いや処理にはさんざん泣かされましたが、この体験を得て微生物の素晴らしさを少し実感できました。

でも、本当に腐敗した生ごみ堆肥はもう勘弁という結論に至ります。

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