EMぼかしを作り方をご紹介します。
EMぼかしとは、生ごみ肥料を作るときに使う発酵剤のようなものだよ。
EMぼかしは購入することも可能ですが、温かい時期に作って保管しておくとお得で便利です。
用意するもの
- 微生物液(EM-1)…20cc
- もみ殻…300g(なくてもよい。もみ殻を混ぜることで、EMボカシが固まって使いづらくなるのを防ぐ。)
- 米ぬか…13~15kg
- 糖蜜 …20g
- 水
- じょうろ
- 混ぜる容器…大きいバケツ、たらい、ブルーシートなど
作り方
材料を均一に混ぜる
水分量に注意して、均一にまぜるだけです。水分量の調整には、入れすぎを防ぐため、じょうろが便利です。
水分量の目安はギュッと握って固めて、指で押すと崩れるくらいです。
今回使用したのは、友人の使わなくなったベビーバスです。懐かしいよねとかお話ししながら作業は進みます。
今はベビーバスって使わないのかな( ´∀` )
下の方が混ぜにくかったので、ブルーシートの上で混ぜてもいいかもしれません。
袋に詰め、しっかり密封する。
混ぜ終わったら、嫌気状態で発酵させます。
ビニル袋で保管する場合は、空気が入らないように2重袋にするとよいです。
遮光や破損防止のため段ボール箱に入れ、直射日光の当たらない温かく温度変化の少ない場所で保管します。
45日間以上、発酵させる。
そのまま放置して発酵させます。嫌気性状態での発酵が長ければ長いほど、よいぼかしができます。
発酵の最適温度は25~35度、この温度をなるべく安定して保つことが必要なので、盛夏期に作り置きしておくのがよいです。
特に初日から1週間程度の温度を高めの発酵にしておくと、よい発酵になります。天気予報と相談して作成日を決めるのもよいですね。
発酵の目安は、発酵した甘酸っぱい香りがしたら成功です。白カビが生えることもあります。腐敗臭や白以外のカビが発生したら、失敗です。
発酵後、天日干しで乾燥させる
完成したぼかしはそのまま使用することもできますが、乾燥させると保存期間が長くなります。
天気の良い日に、3日間ほど天日干しをして、カラカラに乾燥させます。
すぐ使い切るなら乾燥させなくてもよいです。
EMぼかしの使い方
生ごみの嫌気性発酵に使えます。生ごみに直接ふりかけ、生ごみのぬか漬けを作る発酵材料です。
材料さえあれば、EMぼかしは気軽に簡単に作ることができます。
安全な材料を使用しているので、手がすべすべになり、ぬかがほんのり香っていいものですよ。