今回は、雑草コンポストの作り方をご紹介します。
雑草が家庭菜園の堆肥になる♡と思うと草取りも俄然やる気になるかも。
雑草堆肥・メリットしかしかない
雑草や落ち葉をゴミとして捨てる手間が省ける。(堆肥を作る手間は発生しますが…)
堆肥が無料で用意できる。
堆肥化までの手間がほとんど掛からない。
発酵途中でも、作物を植えたり種まきできる。
畑の土を補充できる。
用意するもの
十分乾燥させた雑草、枯れ葉
黒いポリマルチ(穴あき用のマルチだと、野菜を植える時に穴を空ける手間が省けます)
EMぼかしや米ぬか(なくてもよいが、あると発酵が進みやすい)
雑草堆肥の作り方
雑草や落ち葉をカラカラに自然乾燥させる
天気の良い日に日光に当て、水分を飛ばします。入れてはいけない雑草は特にありません。いろいろな種類の雑草が入った方が堆肥の栄養バランスが良くなります。
土を整地し、乾燥させた雑草や落ち葉をのせる
水はけが悪いと雑草が腐敗してしまいます。
畝を作り、サイドにはしっかり溝を作り、水はけがよい整地をするのがポイント
米ぬかを振りかけて混ぜ、十分湿らせる
発酵促進材になるもの(ぼかしや米ぬか)をふりかけ、乾燥した雑草や落ち葉とよく混ぜる。じょうろでまんべんなく水をかけ十分湿らせる
マルチングして、放置する
1か月以上放置する。透明のビニルでもよいが、寒い時期は温度を上げるため黒ビニル袋のほうが発酵速度が速くなります。時々中身を確認して空気を入れるように混ぜてあげると発酵が進みます。
1か月後の雑草堆肥の状況
糸状菌がたくさん出てきました。うれしい瞬間です。土のいい匂いがすれば成功です。
1か月経過した雑草堆肥は、マルチングに穴をあけ苗や種を植えることができます。
苗や種を植えた後も、マルチの中で雑草の発酵は続きますので、マルチはそのままにしておきます。
実際に雑草堆肥に種まきをした記事はこちらからどうぞ
まとめ
お金がかからない雑草堆肥の作り方をご紹介しました。循環型家庭菜園はワクワクしますね。
生ごみ肥料と違って、臭いがなく放置しておけばよいので、より手軽にできます。
細かいやり方はこだわらずに、庭掃除のついでにサクッとやりましょう。